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2017.06.11 UPDATE
『ゲンロン5 幽霊的身体』刊行

作家・思想家の東浩紀氏が編集長を務める批評誌『ゲンロン』(株式会社ゲンロン)。
6月に刊行される最新刊では、「幽霊的身体」をキーワードに、2016年9月に富山県利賀芸術公園で開催され、Noism芸術監督・金森穣も講師を務めた「ゲンロン利賀セミナー」でのシンポジウムを完全収録。
Noismの活動と、その理念・メソッドについて金森が自ら語ったプレゼンテーションの様子も収録されています。
他、舞台芸術に関心のある方必携の内容です。ぜひお読みください!
 


 

東浩紀編
『ゲンロン5 幽霊的身体』
すべてが記号に覆われた現代社会で身体になにかできるのか?
利賀村で開催された3日間のシンポジウムを完全記録

 

2016年晩夏、鈴木忠志氏率いる劇団SCOTの本拠地として知られる富山県利賀芸術公園において、ゲンロンは3日間の演劇セミナー/ワークショップを開催しました。講師には鈴木氏をはじめ、平田オリザ、大澤真幸、佐々木敦、舞踊家の金森穣、美術家の梅沢和木各氏を迎え、40名の多様な参加者が3日間寝食をともにしながら「幽霊」というひとつのキーワードのもと、シンポジウムや劇作ワークショップに取り組みました。
本特集は、そのセミナーの記録を中心とし、「幽霊的身体」という特集テーマに添って寄せられた各分野の気鋭の書き手による論考を含む全体が、身体や演劇、映像、あるいは文学を語るものであると同時に、現代社会に潜む現実と非現実、存在と非存在、見えるものと見えないもの、生者と死者といった、分かたれたものの「あいだ」にある幽霊の問題を、様々に変奏する重厚な内容となっています。舞台芸術ファン必携の挑戦的特集です。
 

A5判 本体324頁 2017年6月8日発行 定価2,400円+税 ISBN:978-4-907188-21-4

 
●『ゲンロン5 幽霊的身体』チラシのダウンロードはこちら→genron5
●批評誌『ゲンロン』についてはこちら→https://genron-tomonokai.com/genron/
(直販サイト・ゲンロンショップで購入も可能です)

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