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第13回柳都会 松永大司×金森穣

本日、映画監督 松永大司さんをゲストに迎え、第13回柳都会を開催いたしました。
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『箱入り娘』初日と同じ6月6日から全国での上映が始まる「トイレのピエタ」の予告編がほんぽーとのビーンズホールに
設置されたスクリーンに映し出された後に金森と共に登場した松永さん。
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金森との出会いは2011年のシネウィンドの26周年パーティー。
 
それから毎回のように公演に足を運んでくださり、終演後には金森の楽屋を訪ねては感想をダイレクトに伝えていらっしゃる
松永さんの姿をよく見かけます。
 
同い年で、中学生の頃に感銘を受けた映画も同じ、そんなところから対談は始まりました。
 
なぜ映画なのか?
なぜ監督なのか?
 
ご自身も俳優活動をされていて、俳優の道からドキュメンタリー映画を撮るに至るまで、そしてドキュメンタリーを撮り続けて
いる中で生まれた対極にある「フィクション」の映画を撮りたいと思うようになり、「トイレのピエタ」に至るまで、松永さんの
考える演技や映画、表現に対する理論を織り交ぜ、自信満々だった若いころ、そして幼馴染の死、主観的に、客観的に映画に対する
思いを話してくださいました。
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「トイレのピエタ」キャスティングはどのように決まったのか?
という金森の質問に対して、絵描きである園田宏役をキャスティングする際に表現者という観点からアーティスト、そしてミュージ
シャンにフォーカスするに至るまでの、役者を起用するという固定概念に縛られていた松永さんを解き放ったプロデューサーの言葉、
主演を務める野田洋次郎さんへのオファーから関係を築きあげるまで、などのメイキング秘話も。
 
参加者の方から松永さんへ「舞台、舞踊作品の映像化についてどのようにお考えですか」という質問に対して、「記録としてなのか
芸術、作品としてなのかそこが難しいが、Noismが僕の映画に出てきたときそれが僕の答えになると思います」と答えてらっしゃい
ました。
 
参加者の方からは「凄く面白かったね!」という声をたくさんいただきました。
 
そして今回、ほんぽーとさんがご用意くださった関連書籍はこちらの5冊。毎回、ゲストに合わせて書籍を選んでくださっています。
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