REPORTS

バレエミストレスコラム
−カルメン再演への物語 第7話

Noismバレエミストレス真下恵が、創作の日々の中からお届けするコラム。
ある時は演出振付家の隣でメモをとり、またある時には舞踊家たち一人一人に客観的視点からアドバイスし、リハーサルを見つめ続けてきたミストレスだからこその目線で時折綴ります。
 

神奈川初日

 

「バレエミストレスコラム−カルメン再演への物語」第7話 2016.02.20


 

神奈川公演初日があけました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
やはり我々の「ホーム」である新潟とは違って、他県での公演は独特な緊張感がありますね。
皆様には『カルメン』再演、どのようにうつりましたでしょうか。
 

私から見ると、集団で新幹線で移動してきて新潟から乗り込むからでしょうか、違う土地での公演は「集団としてのNoism」をより濃く感じます。
そしてそれが本来のNoismの強みでもあるのです。
 

毎日同じ場所、同じメンバーで朝から晩まで稽古を積むことで舞踊の技術を磨くことはもちろん、Noismの舞踊家としての身体性、精神性を鍛えます。
それはもしかしたら自由に踊りたい舞踊家にとっては窮屈なものかもしれません。
決して簡単なものではありません。楽なことでもありません。
しかし型があり型にはまることを覚えてから初めて型は破れるもの。
 

音楽や衣裳や照明がなくても身体ひとつで繋がれる力。
 

観に来ていただくお客様にこんなお願いはおこがましいかもしれませんが、Noismを観にくるからにはそこまでも見逃さないでいただきたいのです。
寄せ集めの団体ではできない芸術、集団としてのNoismをぜひ堪能くださいませ。
 

『カルメン』再演、残り2公演となりました。
まだ観ていない方、もう観たという方、舞台は一期一会です。
今日のNoismは今日しか観ることができません。
 

ぜひお見逃しなく。
 

Noismバレエミストレス 真下恵

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