Noism0+Noism1
『私は海をだきしめていたい』
改訂版『春の祭典』
※2作品共に、録音音源での上演となります。
[新潟]
2026年6月27日(土)17:00
6月28日(日)15:00★
7月4日(土)15:00★
7月5日(日)15:00
★マークついている箇所はアフタートークあり
6月28日(日)
登壇者:金森穣(演出振付)
井関佐和子(Noism国際活動部門芸術監督)
7月4日(土)
登壇者:Noism1メンバー
*ご来場の皆さんからの質問にお答えします。
*新潟公演のチケットをお持ちの方であれば、別日程でもトークのみのご参加も可能です。
入場料(税込)
全席指定5,500円・U25 3,000円・高校生以下 1,000円
チケット発売日
りゅーとぴあ会員先行:3月25日(水)
一般発売:3月28日(土)
[埼玉]
2026年7月25日(土)15:00
7月26日(日)15:00
入場料(税込)
一般 6,000円・U25 3,000円
チケット発売日
SAFメンバーズ先行:4月12日(日)
りゅーとぴあ会員・一般発売:4月19日(日)
【チケット取扱い】
りゅーとぴあ
◇オンライン・チケット https://piagettii.s2.e-get.jp/ryutopia/pt/ (発売初日11:00-)
◇電話 025-224-5521
(発売初日11:00-)
◇窓口
[発売初日(会員先行・一般発売ともに)取扱いなし]
*会員および一般発売初日はインターネットと電話予約に限定させていただきます。
残席があった場合、翌営業日11:00より窓口にて取り扱います。
お申込み・お問い合わせ
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00-19:00 / 休館日除く)
*2026年4月1日より、2階インフォメーションおよびチケット専用ダイヤルの営業時間を【10:00-17:00】に
変更いたします。詳細は、こちらのリンクからご確認ください。
SAFチケットセンター *埼玉公演のみ
◇SAFオンラインチケット https://www.saf.or.jp/t/
(発売初日10:00-)
◇電話0570-064-939
(10:00-18:00 / 劇場休館日除く)
◇窓口 彩の国さいたま芸術劇場
(10:00-18:00 / 休館日除く)
埼玉会館(10:00‐18:00 / 休館日除く)
INTRODUCTION
「私はいつも神様の国へ行かうとしながら
地獄の門を潜ってしまふ人間だ。」
坂口安吾著 「私は海をだきしめていたい」冒頭より
舞踊で紡ぐ坂口安吾とエリック・サティの精神
改訂版『春の祭典』21世紀舞踊への挑戦
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坂口安吾(新潟市出身)の短編「私は海をだきしめていたい」からインスピレーションを得て
金森穣が描くメランコリーな精神世界。安吾が愛した エリック・サティのピアノ曲によって紡がれる舞踊詩。
同時上演は金森穣版『春の祭典』をNoism0+Noism1による改訂版としてお届けします。
来るAI時代に、
CREDIT
『私は海をだきしめていたい』 演出振付:金森穣
音楽:エリック・サティ
衣裳:井深麗奈
出演:Noism0、Noism1
改訂版『春の祭典』 演出振付:金森穣
音楽:I.ストラヴィンスキー
衣裳:RATTA RATTARR
椅子:須長檀
出演:Noism0、Noism1
※音楽は録音での上演です。
私は海をだきしめていたい※ダミーこの夏のNoism0+Noism1の新作は『アルルの女』(音楽:G.ビゼー)を創作する。
ビゼーの代表作である本楽曲はコンサートでも頻繁に演奏され、バレエの世界でも多くの作品が振付されている。しかしそれらはいずれも組曲版(に振付した作品)であり、初演がコーラス付きの劇付随音楽であったことを知る人は意外に少ない。私もそうであり、偶然ミシェル・プラッソンとトゥールーズ・キャピトール管弦楽団による劇付随音楽の完全版録音を聞いて、すぐに戯曲「アルルの女」(A.ドーデ)を買い求めた。
ドーデによるこの物語は、“アルルの女”という不在の女とフレデリという青年の自死の物語(悲劇)として有名である。
しかし戯曲を読むと、その悲劇は青年を取り囲む人々、すなわち家族や村の人々といった、大小様々なコミュニティー(囲い)が関係しあって生み出されていることが分かる。
そして悲劇の引き金は“アルルの女”によって引かれているというよりも、関係する人々、特に母親によって引かれているように思われる。
それは不在の他者に対する幻想という一個人の精神構造が起こした悲劇というよりも、共依存という、実在する他者との関係性のうちに生まれた悲劇であるということである。
そして物語における重要な人物にフレデリの弟がいる。ジャネという名がありながら、戯曲の役名が“ばか”である(家族がそう呼んでいる)という問題に加え、知的障がいを抱えるジャネに母親は見向きもせず、ひたすらフレデリに愛情を注いでいる。それでもジャネは常に笑顔で、“知的”な大人たちが織りなす、不条理な人間ドラマを外から眺めている。その眼差し、そして存在こそがこの悲劇をより痛切なものにし、“人間とは何か”という根源的な問いを投げかけてくる。
人は誰しも1人では生きてゆけない。それが互いに助け合うことの必然を生むと同時に、自立できない(させたくない)という捻れた関係の温床ともなり得る。核家族化が常態化した現代社会では、モンスターペアレンツ、推し文化、ひいてはSNSによる匿名の誹謗中傷など、特定個人との歪んだ結びつきによる問題を多く生んでいる。すなわち本戯曲で扱われている共依存の問題は、極めて現代的な問題なのである。
勿論、本作はドーデの戯曲をそのまま上演するものではない。上記した問題意識に基づいて、私が独自に作り上げた役柄、関係性、展開を、ビゼーの劇付随版楽曲と組曲版楽曲を組み合わせて上演される。
春の祭典改訂再演に際して
創作が図らずもコロナ禍と重なった本作には、創作時から色々と複雑な思いがあったし、今振り返っても思うところが多い。コロナ禍に加えて前年に勃発していたNoism活動継続問題も尾を引いていたのだから、当然と言えば当然である。そうして生まれた本作は初演後にすぐ海外招聘を受けていたにもかかわらず、戦争勃発によってツアーはキャンセルされた。コロナ禍、Noism存続禍、そして戦禍と、ありとあらゆる禍に翻弄されてきたこの作品を、今再びのNoism存続禍に改定再演するという巡り合わせに、不思議な縁を感じずにはいられない。
今回の改定では、出演人数も演出も削ぎ落とし、よりシンプルに、より濃密に、より身体的強度のある作品に仕上げたいと思う。そうすることで、登場人物一人ひとりが抱える恐れや不安が互いに影響し合うことで生まれる集団ヒステリー、誰もが被害者であると同時に加害者でもあるというという本作の主題を、より鮮烈に表現できると考えるからである。
-comming soon-
==『春の祭典』初演時(2021年)Review==
チャコットwebマガジン「Dance Cube」執筆:舞踊評論家・関口紘一氏
Noism0+Noism1
『私は海をだきしめていたい』
改訂版『春の祭典』Media
comming soon
主催:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団 共催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(埼玉公演)製作:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
※この事業は新潟市からの補助金の交付を受けて実施しています。