Noism0+Noism1
『マレビトの歌』
[新潟]
2025年12月5日(金)19:00
12月6日(土)17:00★
12月7日(日)15:00
★12 月 6 日(土)終演後アフタートークあり(約 30 分間)
登壇者:Noism1(中尾洸太、庄島さくら、庄島すみれ、坪田光、樋浦瞳、糸川祐希、太田菜月、
兼述育見、松永樹志、春木有紗)
*ご来場の皆さんからの質問にお答えします。
*新潟公演のチケットをお持ちの方であれば、別日程でもトークのみのご参加も可能です。
入場料(税込)
全席指定5,500円・U25 3,000円・高校生以下 1,000円
チケット発売日
りゅーとぴあ会員先行:10月16日(木)
一般発売:10月18日(土)
[埼玉]
2025年12月20日(土)15:00
12月21日(日)15:00
入場料(税込)
一般 6,000円・U25 3,000円
チケット発売日
SAFメンバーズ先行:10月16日(木)
一般発売:10月18日(土)
※埼玉公演のりゅーとぴあ取り扱い分の発売はりゅーとぴあ会員・一般共に10月18日(土)
【チケット取扱い】
りゅーとぴあ
*会員および一般発売日初日はインターネットと電話予約に限定させていただきます。
残席があった場合、翌営業日11:00より窓口にて取り扱います。
◇オンライン・チケット
https://piagettii.s2.e-get.jp/ryutopia/pt/ (発売初日11:00-)
◇電話 025-224-5521 (発売初日11:00-)
◇窓口 [発売初日(会員先行・一般発売ともに)取扱いなし]
お申込み・お問い合わせ
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 025-224-5521 (11:00-19:00 / 休館日除く)
SAFチケットセンター *埼玉公演のみ
◇SAFオンラインチケット
https://www.saf.or.jp/t/ (発売初日10:00-)
◇電話 0570-064-939 (10:00-18:00 / 劇場休館日除く)
◇窓口 彩の国さいたま芸術劇場 (10:00-18:00 / 休館日除く)
埼玉会館 (10:00‐18:00 / 休館日除く)
INTRODUCTION
野外劇場での初演を経て、利賀、スロベニアへ。
巡演を重ね、新たな演出で劇場空間に帰ってくる。
Noismの近年代表作である『FratresⅠ』を含有する本作は、 “個と集団”、“彼岸と此岸”というここ数年の私の創作テーマがマレビトという謎の存在を介し、異端を巡る儀式として展開する。マレビトとは民俗学者の折口信夫によって提唱された、この国の民俗学(信仰)上の重要な概念であり、時を定めて他界から訪れる霊的なナニモノカである。
(金森穣演出ノートより)
「黒部シアター2023春」の企画で、Noism0とNoism1初の野外公演として創作した本作品は、今年、演劇の聖地・利賀村で開催される「SCOTサマー・シーズン2025」、さらにスロベニアとイタリアで国境をまたいで開催される「Visavì Gorizia Dance Festival(ヴィザヴィ・ゴリツィア・ダンス・フェスティバル)」の2つの国際的フェスティバルから招聘を受け、利賀の合掌造りの劇場およびスロベニア国立劇場 / ノヴァ・ゴリツァ(SNG Nova Gorica)にて上演します。これらを経て、Noismの本拠地・新潟と埼玉の2ヶ所で凱旋公演を行います。
CREDIT
『マレビトの歌』 演出振付:金森穣
音楽:アルヴォ・ペルト
衣裳:堂本教子、山田志麻
出演:Noism0、Noism1
Noism22年目の冬公演では、『マレビトの歌』を上演いたします。
本作は、2023年に黒部シアターにて初演された作品の改訂版です。
初演版はNoismにとっては初めての野外劇場での創作であり、環境や予算など多くの制約がある中での挑戦となりました。演出振付家の金森からは、「美術や衣裳などで何かを語るのではなく、そこに在る“身体”のみで勝負する」という方針が舞踊家たちに伝えられ、その言葉が覚悟を定めるきっかけとなりました。
自然とは、何かをしようとするのでも、しないようにするのでもなく、ただ“在る”という「無」の状態。その圧倒的なエネルギーは、私たちが通常の状態では到底対峙できるものではありませんでした。
その自然の力を、集団として感じ、乗り越えたこの初演は大成功を収めました。金森自身も、初演当時に「第2の『NINA』* ができた」と語っています。
Noismの初期代表作である『NINAー物質化する生け贄』も、身体の本質と向き合うことで生まれた作品ですが、あれから年月を経て、多くの経験を重ねた上で生まれた本作『マレビトの歌』は、「身体と向き合う」というシンプルな問いから始まり、「身体を通して人間と向き合う」という、より根源的な問いへと発展しました。
本作は、野外劇場という天と地をリアルに感じられる空間から、利賀村・新利賀山房という閉じられた、しかし心に宇宙のような広がりをもたらす日本家屋の舞台へと移りました。さらに、その後は日本を離れ、スロベニアという異国の地での上演へと至ります。
空間や場所が変われば、舞踊家の身体もまた必ず変容します。同じ作品を上演しているようであっても、空間に身体が住み着き、新たな精神がそこに宿るのです。
この変化を、集団として経験することで、新たなNoismの魅力を感じていただけると確信し、このたびの凱旋公演を決定いたしました。
*→『NINA―物質化する生け贄』 (演出振付:金森穣.2005)これまでに8か国23都市で上演を重ねる。
DIRECTOR'S NOTE
この冬は、2年前の春に黒部市・前沢ガーデンで発表した『セレネ、あるいはマレビトの歌』を改訂し、『マレビトの歌』として発表する。タイトルからセレネを外した理由は、その名がギリシャ神話における月の女神の名称であり、今回は月が見下ろす緑の芝の野外ステージから場所を移し、暗い洞窟を模した劇場舞台で上演されること、そして改訂に伴ってマレビトというキーワードに焦点を絞るためである。
Noismの近年代表作である『FratresⅠ』を含有する本作は、 “個と集団”、“彼岸と此岸”というここ数年の私の創作テーマがマレビトという謎の存在を介し、異端を巡る儀式として展開する。マレビトとは民俗学者の折口信夫によって提唱された、この国の民俗学(信仰)上の重要な概念であり、時を定めて他界から訪れる霊的なナニモノカである。私たちの判断や行動に影響を及ぼすナニモノカ。
ある場所に、ある集団に、そしてある文化に長らく属していると、無意識に醸成されていくものがある。それは風土への理解を深め、文化を生み出し、精神を形作ってゆくけれど、それは同時に批判性を失い、形骸化した慣習を生み出し、時代の流れに身を任せることでしか立つことのできない、精神の弛緩を生み出す危険性も孕んでいる。
マレビトが、場所/集団/文化の外部から、アウトサイダーとして訪れることに惹かれる。しかもそれが目には見えないナニモノカとして訪れることに強く惹かれる。それは急速に閉塞し、排他的になっていく国際社会に対する抵抗、あるいは視覚情報への依存度が増し、私たちの身体が宿す目には見えない力までをも数値化(視覚化)できると思い込んでいる、現代人への警鐘となると思うからである。マレビトを召喚し、その歌声に耳を澄ますこと。それはこの身体の深奥に宿る声に耳を澄ますことである。
(12月19日現在)
・2025年10月6日(月)
■シアターウェブマガジン「カンフェティ」
野外劇場で誕生し、スロベニアを経て、この冬凱旋公演へ
金森穣の生きる価値観が図らずも出ている。そんな作品だと思う
※シアター情報誌「カンフェティ」にも掲載。
・2025年10月16日(木)
■danceedition
金森穣&井関佐和子『マレビトの歌』インタビュー!
・2025年10月20日(月)
■フィガロジャポンwebサイト
いまダンスが熱い! ピナ・バウシュにKバレエ......いま行くべき、注目の舞台8選。
"個と集団"、"彼岸と此岸"に向き合う金森穣の世界。
・2025年11月3日(月祝)
■BSN新潟放送「ゆうなび」特集
「芸術は国境を無効化する」“戦争で分断された街”で魅せたダンスの力 日本唯一の公共劇場専属舞踊団『Noism』が欧州スロベニアで公演
※10/22 BSN新潟放送「ゆうなび」にて特集
・2025年11月22日(土)
■Numero Tokyo
Noism0+1 『マレビトの歌』、りゅーとぴあとさいたま芸術劇場で凱旋公演!
・2025年11月26日(水)
■新潟日報
「Noism(ノイズム)」6年ぶり海外公演で高評価!新潟で12月凱旋公演、見どころは?金森穣さん、井関佐和子さんに聞く
※11/20 新潟日報 文化面に掲載。
・2025年11月28日(金)
■日刊にいがた
「Noism0+Noism1『マレビトの歌』公開リハーサル及び囲み取材に行ってきました!」
・2025年11月30日(日)
■BSN新潟放送
Noismが国内外で磨き上げた作品『マレビトの歌』“凱旋公演” スロベニア国立劇場を経て新潟市へ
※11/28 BSN新潟放送「ゆうなび」にて放送
・2025年11月30日(日)
■Chacott ダンスキューブ
黒部の野外劇場で初演、利賀村、スロベニア海外公演を経て、金森穣演出振付『マレビトの歌』が新演出により本拠地とさいたま芸術劇場で凱旋公演
・2025年12月1日(月)
■ぴあニュース
利賀、スロベニアでの上演を経て、Noism0+Noism1『マレビトの歌』凱旋公演がまもなく開幕
・2025年12月2日(火)
■新潟日報
Noism“凱旋公演”ぜひ劇場で…「マレビトの歌」12月5~7日新潟市で上演 リハーサル公開
※12/2 新潟日報 地域面に掲載。
・2025年12月5日(金)
■ステージナタリー
謎の存在・マレビトをめぐるNoism0+Noism1「マレビトの歌」が新潟で開幕
・2025年12月19日(金)
■バレエチャンネル
【12/20-21上演】Noism「マレビトの歌」金森穣インタビュー〜世界が閉じていくこの時代に、私たちはマレビトとどう向き合うか
主催:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
共催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(埼玉公演)
製作:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会
※この事業は新潟市からの補助金の交付を受けて実施しています。