これから始まる新たな時代に、我々は何を求め、見出していくのか。
舞踊団として15年を経た今だからこそ上演する2作品。
[新潟]2019.7.19(金)– 7.21(日)
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈劇場〉
[東京]2019.7.26(金)− 7.28(日)
めぐろパーシモンホール〈大ホール〉
INTRODUCTION
日本初の公共劇場専属舞踊団として、2004年にりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館で誕生したNoism。芸術監督の金森穣のもと、りゅーとぴあで創った作品を国内外で上演し、新潟から世界へ向けて活動しています。今年は設立15周年を記念してNoism1による『Mirroring Memories―それは尊き光のごとく』と、新作『Fratres Ⅰ』を上演します。『Mirroring Memories』は、バレエでもモダンでもコンテンポラリーでも演劇でもない、独自の舞台を生み出すこと、すなわち「no・ism(無主義)」の活動を続けるなかで創作してきた作品から、黒衣にまつわる10のシーンを抜粋し、金森自身が出演する2作品を加えて新解釈で構成したオムニバス作品。〈上野の森バレエホリデイ2018〉での特別上演が好評を博し、金森の毎日芸術賞受賞にもつながりました。同時に発表する最新作は『FratresⅠ』。「Fratres(フラトレス)」とは、ラテン語で親族、兄弟、同士を意味しています。他者との関わりが希薄になりつつある現代社会のなかで、あえて同士を求め、集団での芸術活動を行う私たちNoismが、今この作品を発表すること。それは、タイトルの意味するところを表現するためではなく、この創作と上演を通して、"その意味するところ"を"集団的に"見出すためです。これから始まる新たな時代に、我々は何を求め、見出していくのか。15年を経た今だからこそ上演するNoismの2作品です。
Noism 15周年記念公演
*毎日芸術賞受賞作品
『Mirroring Memories―それは尊き光のごとく』*新潟初演
演出振付:金森穣
照明デザイン:伊藤雅一(RYU)、金森穣
衣裳:堂本教子、中嶋佑一、Eatable of Many Orders、宮前義之(ISSEY MIYAKE)
映像:遠藤龍
出演:Noism1+金森穣
00 『Distant Memory』 (2018年)
01 『Nameless Hands-人形の家』より「彼と彼女」(2008年)
02 『Nameless Poison-黒衣の僧』より「病んだ医者と貞操な娼婦」(2009年)
03 劇的舞踊『ホフマン物語』より「アントニアの病」(2010年)
04 劇的舞踊『カルメン』より「ミカエラの孤独」(2014年)
05 『Nameless Voice』より「シーン9 -家族」(2012年)
06 『Psychic 3.11』より「Contrapunctus」(2011年)
07 『ASU』より「生贄」(2014年)
08 劇的舞踊『ラ・バヤデールー幻の国』より「ミランの幻影」(2016年)
09 『ZAZA』より「群れ」(2013年)
10 『マッチ売りの話』より「拭えぬ原罪」(2017年)
11 『Schmerzen(痛み)』(2019年)*新作
12 『Träume-それは尊き光のごとく』 (2018年)
*Noism設立15周年記念作品
新作『Fratres Ⅰ』
演出振付:金森穣
音楽:アルヴォ・ペルト 《Fratres for strings and percussion》
衣裳:堂本教子
照明デザイン:伊藤雅一(RYU)、金森穣
出演:Noism1+金森穣
SCHEDULE&TICKET
新潟公演
日時
2019.7.19(金)19:00 /7.20(土)17:00 /7.21(日)15:00★
《全3回》
※上演時間90分(途中休憩含む)
★金森穣によるアフタートーク開催
会場
入場料
S席4,000円 A席3,000円
U25 S席3,200円 A席2,400円(税込・全席指定)
*U25=25歳以下対象・入場時要身分証。N-PACmate等他の割引と併用可能。
チケット 5.19(日)一般発売
5.17(金)N-PAC mate(りゅーとぴあ友の会)先行発売
※チケットの最新販売状況はこちら
取扱い ▸りゅーとぴあ(窓口・電話・オンライン)
チケット専用ダイヤル 025-224-5521(11:00-19:00、休館日除く)
オンライン・チケット https://piagettii.e-get.jp/ryutopia/pt/
▸イープラス http://eplus.jp/(PC・MB共通)
*未就学児の入場はご遠慮いただいております。
*開演時間を過ぎますと、しばらくの間ご入場いただけない場合や、ご自席に着席いただけない場合がございます。予めご承知ください。
【ご注意ください】
新チケット・システムの稼働に伴い、6/24(月)-28(金)にかけて、りゅーとぴあでの電話・窓口・インターネット、全ての販売・予約の業務を停止いたします。インターネットの販売・予約は6/23(日)・29(土)・30(日)も停止します。イープラスでは通常通り販売しておりますので、上記期間中にチケットをお求めいただく場合はご注意ください。
アクセス 〒951-8132 新潟市中央区一番堀通町3-2 Tel: 025-224-7000(事業企画部)
電車■JR越後線白山駅より徒歩15分
車■新潟駅万代口より15分、関越自動車道/磐越自動車道新潟中央I.C.より20分
バス■新潟駅万代口より15~20分、萬代橋ライン(BRT)青山方面行「市役所前」下車徒歩5分
▸バス時刻・運賃検索(新潟交通サイト)
※りゅーとぴあには専用の駐車場がありません。なるべく公共交通機関をご利用ください。
▸りゅーとぴあ劇場アクセスページ
【鑑賞サポートサービス】
託児サービス(有料、定員制、2週間前までに申込み)のご予約、車イスでのご来場の方は、
事前にりゅーとぴあチケット専用ダイヤル(025-224-5521)までご連絡ください。
▸サポートサービスの詳細はこちら
主催:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
製作:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
東京公演
日時
2019.7.26(金)19:00/7.27(土)17:00/7.28(日)15:00
《全3回》
※上演時間90分(途中休憩含む)
会場
めぐろパーシモンホール〈大ホール〉
入場料
一般 5,500円/U25 3,500円(全席指定)
*U25=25歳以下対象・入場時要身分証。N-PACmate等他の割引と併用可能。
チケット5.19(日)一律発売
★前売り券は公演前日前売券は各公演前日まで販売中
めぐろパーシモンホール窓口での販売は19:00まで。
★東京公演の当日券は各回開演の1時間前より、めぐろパーシモンホール・大ホール受付で販売いたします。
取扱い▸めぐろパーシモンホールチケットセンター ※東京公演のみ
電話/窓口 03-5701-2904(10:00-19:00)
WEB https://www.persimmon.or.jp
*未就学児の入場はご遠慮いただいております。
*開演時間を過ぎますと、しばらくの間ご入場いただけない場合や、ご自席に着席いただけない場合がございます。予めご承知ください。
アクセス
〒152-0023 東京都目黒区八雲1-1-1 Tel:03-5701-2924
電車■東急東横線「都立大学駅」より徒歩7分
バス■東急バス「めぐろ区民キャンパス」バス停を下車してすぐ
▸めぐろパーシモンホールアクセスページ
主催:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
協力:公益財団法人武蔵野文化事業団(東京公演)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
製作:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
Noism
Noism1
井関佐和子
池ヶ谷奏、浅海侑加
チャン・シャンユー、ジョフォア・ポプラヴスキー、
井本星那、林田海里、カイ・トミオカ、
チャーリー・リャン、西岡ひなの、
鳥羽絢美、西澤真耶
片山夏波*、三好綾音*
*準メンバー
Noism
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館の専属舞踊団。プロフェッショナルカンパニーのNoism1と研修生カンパニーのNoism2の2つの集団があり、04年の設立以来、国内・世界各地からオーディションで選ばれた舞踊家が新潟に移住し、年間を通して活動している。Noism1はりゅーとぴあで作った作品を国内外で上演し、新潟から世界へ向けてグローバルに活動。Noismの由来は、「No-ism=無主義」。特定主義を持たず、歴史上蓄積されてきた様々な身体知を用いて、あらゆるismを再検証することで、今この時代に有用な新しい形に置き換え、現代人としての身体表現を後世に伝えていこうとしている。
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