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Noism1『箱入り娘』新潟凱旋公演 最終日

6月6日に新潟で初演となったNoism1『箱入り娘』。
本日、新潟凱旋公演 最後の公演が幕を閉じ、国内3都市・全21回全ての公演が終了いたしました。
 
国内公演最終日ということもあり、何度もご来場くださっているリピーターの方、ツアー先まで追いかけてくださった方、ツアー先の公演をご覧になって、県外から本拠地新潟での公演まで足を運んでくださった方など、よく顔をお見かけする方々がほとんどだったように思います。
 
開演前から、昨日までの公演と全く異なる最終日ならではな空気が客席に満ちていました。
 
カーテンコールでは最後まで全力で踊りぬいた出演者へ、熱く大きな拍手が贈られました。アットホームで暖かく包み込むような拍手が鳴りやまない、そんな本拠地だからこそ味わえるカーテンコールとなりました。
客席から登場した金森から、今シーズンで退団し新たな一歩を歩み始める、亀井彩加と角田レオナルド仁へ花束が贈られ、Noism2のメンバーだった頃から彼ら2人を見守ってくださった方々からは特別暖かい拍手が贈られました。
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終演後のアフタートークでは、「6月に娘が観て、最後のシーンについて家に帰ってもずっと考え込んでいて、今日来るときに”最後のシーンで、どう感じたか教えてね”と言われてきました。」というお客様が。様々なキャラクターが登場する『箱入り娘』では世代や性別などによってどのキャラクターと自分自身を重ねるかが異なり、みずつち特別公演として小学生・65歳以上限定と世代を限定した公演も初めての試みとして実施しましたが、「65歳以上限定の公演では”お芋とNe(e)Tが結ばれるかな?”というシーンで客席がざわついた。」と金森がアフタートークで言っていたように、65歳以上の方はお芋とご自身を重ね合わせたり、同情されるかたが多くいらっしゃったのかもしれません。本当にお客様の数だけ、ご来場の回数だけ物語があったのだと思います。
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国内での『箱入り娘』は幕を閉じましたが、来週からは水と土の芸術祭2015のパフォーマンス部門としてNoismサマースクールNoism2×永島流樽砧の特別公演メンバー振付公演など毎週末ごとに様々なイベントがあり、それに加え<東アジア文化都市2015新潟市>のメイン事業でもあるNIDF2015新潟インターナショナルダンスフェスティバルも開催されます。そして9月には再び『箱入り娘』が次は日本を飛び出し、韓国・ソウルで開催されるBeSeTo演劇祭での上演が決まっています。
 
この夏、疾走し続けるNoismを是非、お見逃しなく!!

私たちはNoismの活動を応援しています。