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Noism1『Liebestod-愛の死』公開リハーサル

今月末に新潟で初演を迎えるNoism1『Liebestod―愛の死』(新作)/『Painted Desert』(レパートリー)の公演に先駆け、
Noism活動支援会員と、NoismサポーターズUnofficialの方々を対象に公開リハーサルを開催しました。

 

今回の公開リハーサルでは、金森穣演出振付の最新作『Liebestod-愛の死』の通し稽古をご覧いただきました。
出演は副芸術監督の井関佐和子と、Noism1の吉﨑裕哉の2名のみ。
金森と、約40名の参加者が期待の眼差しで見守るなか、静かに通し稽古が始まりました。
 

 
ワーグナー作曲のオペラ《トリスタンとイゾルデ》から、
前奏曲と終曲《愛の死》の旋律にのせて前半は男女のデュオ、後半は女性のソロが展開されます。
井関のソロの曲《愛の死》は、クラシック音楽に詳しくなくても「聴いたことがある」という方もいらっしゃると思います。
 

金森は18歳の頃に恩師モーリス・ベジャールの作品の一場面でこの曲が使われているのを耳にして以来、
大きく心を動かされ、いつか自分もこの曲で作品を創りたいと秘かに想い続けてきました。
それから25年。振付家として原点に立ち返り、この感動をそのまま舞台化することに挑んでいます。
井関と吉﨑の2人の舞踊家は、文字通り全身でその想いを受け止め、自らの身体を通してそれを可視化するべく、一身に踊ります。

 

時間としては20分と短い作品ですが、金森の想い、舞踊家への信頼、それに応える舞踊家との対話…と
ここに至るまでに積み重ねられた歳月が、作品をより一層濃密なものにしています。
それが始めて第三者の方の目に触れた今日。

 

スタジオに集まった会員の方々は、最初は期待と緊張でこわばった様子でしたが、次第にすぐ目の前で展開される出来事に飲み込まれ、
スタジオの空気が『Liebestod-愛の死』という作品一色になって行くのが感じられました。
 

 
 

リハーサル終了後、拍手とため息が。
スタジオから出てようやく現実の世界に戻ってきたかのように、
お互いNoismの公演の客席でよくお会いする方々同士、感想をお話しになっていました。
参加者の方々からは「涙がでました」という感想も多くいただきました。
 

本番まであと約3週間、来週にはりゅーとぴあの劇場でのリハーサルが始まります。
舞台美術や照明など、作品としての世界がこれからどんどん創りこまれて行きます。
金森穣渾身の作品がここからさらに進化して、どう姿を現すか、どうぞご期待ください。

 
 
 

もう1つの作品、山田勇気演出振付の『Painted Desert』も、着々とリハーサルが進んでいます。
Noism2専属振付家の山田勇気が、2014年にNoism2と共に創作した本作は、
金森穣が「数あるNoism2のレパートリーの中でも、群を抜いて優れた一作」と認める山田勇気の代表作です。
 

 

「優れた作品と出会うことで、舞踊家達が未だ見ぬ自らの新しい可能性を発見し、表現してほしい」
そんな金森の期待を背負い、Noism1の舞踊家8名が山田と共に挑みます。
作品の中でいかに生きるか、舞踊家としての1人1人の真価が問われる上演になることは間違いありません。
 

 

両作品とも、リハーサル写真や動画を随時公開しています。
こちらのウェブサイトやSNSでも紹介しますので、ぜひご覧ください!

 
 

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Noism1
新作『Liebestod―愛の死』
レパートリー『Painted Desert』
演出振付:金森穣(Liebestod―愛の死)、山田勇気(Painted Desert)
出演:Noism1

 

【新潟公演】
2017.5.26(金)19:00、27(土)17:00、28(日)15:00 ※全3 回
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈劇場〉
料金:一般 S席 4,000円、A席 3,000円 / U25 S席 3,200円、A席 2,400円(全席指定)
※U25=25歳以下対象チケット
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【埼玉公演】
2017.6.2(金)19:00、3(土)17:00 、4(日)15:00 ※全3 回
会場:彩の国さいたま芸術劇場〈大ホール〉
料金:一般 5,500円、U25 3,500円(全席指定)
※埼玉公演のU25はさいたま芸術劇場のみ取扱い。枚数制限あり
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