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REPORTS

Noismサマースクール8/15・16が終了いたしました。

先週に引き続き、水と土の芸術祭2015・Noismサマースクールを開催いたしました。
 
8/15(土)舞踊家コースは先週同様に Noismメソッド、Noismバレエ、そしてNoismレパートリーの3クラスを行いましたが、今週は<上級>となり、先週の<中級>よりもう応用的な少し複雑な動きも組み合わされていきました。
 
まずはNoismメソッドのクラス。
Noism
床に寝転がった状態で捉えた身体の軸を、立ち上がって床に垂直になるように意識をし、それを保ったまま動きが追加されていきます。
 
2コマ目はNoismバレエ。
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Noismメソッドで行った「身体の張り」をバレエテクニックに落とし込んでいくのですが、さらに”ねじる”というNoismバレエ特有の身体の使い方が。参加者の方々が普段行っているクラシックバレエより更にキレのある強靭な身体の使い方を経験していただきました。
 
そして、最後はNoismレパートリーのクラス。
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1つ目は『PLAY 2 PLAY ~干渉する次元』(改訂版再演)より中川自身が踊ったソロパート。振付を覚えて音楽にも合わせていきますが、複雑なカウント取りと素早い動きに手こずっていたように感じました。
 
2つ目は『Nameless Hands~人形の家』より、2013年のスペイン公演の際に中川が務めた<エロスター>と呼ばれるソロ。
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技術的に難しい振付ですが、親しみのある曲とパバロッティの歌声に合わせて、皆さん楽しそうに踊っていらっしゃいました。
 
8/16(日)は一般コース。舞踊の経験が無い方を対象として、おとなのためのからだWS(講師:山田勇気)とNoismメソッド体験(講師:中川賢)のクラスを行いました。
 
まずは、おとなのためのからだWS。
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2人1組になって、相手の身体を操ったり触れて感じることによって、自分自身の身体にも日常では全く意識をしなかった感覚が。身体を動かし遊び感覚で楽しみながら体験していただきました。
 
続いて、Noismメソッド体験。今まで公開されてこなかっただけに、募集開始早々に定員に達したため急遽追加のクラスも。今日のクラスでは普段Noism公演にお客様としてご来場くださる方々が多くご参加くださいましたが、まだ記憶に新しい『Training Piece』やEテレでも放映された『supernova』で観ていた動きや、2004年の『SHIKAKU』から昨年の『カルメン』まで様々なNoism作品で印象的な<歩き方>を体験していただきました。
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中川が見せる手本に「カッコいい~」という声が出てしまい、ついつい見とれてしまう方も。実際に動きを体験してみることで今後Noismの公演をご覧になる際の新しい楽しみ方が増えたのでないでしょうか。

私たちはNoismの活動を応援しています。