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REPORTS

こどもプロジェクト2020
Noism 親子のためのからだワークショップ

10月31日(土)、いくとぴあ食花内のこども創造センターで、Noism親子のためのからだワークショップを開催しました。
講師をつとめるのはNoism1リハーサル監督/Noism0の山田勇気。
 
今回開催した「親子のためのからだワークショップ」は、対象年齢を変えて2回行いました。第1部は3歳から6歳の子どもと保護者のペアを対象にした、幼児のための親子からだワークショップ。第2部は小学1〜3年生の子どもと保護者のペアを対象にした、小学生のための親子からだワークショップとしました。
 


▲第一部「幼児のための親子からだワークショップ」より
 


▲第2部「小学生のための親子からだワークショップ」より

 

Noismのからだワークショップは、からだの様々な感覚を呼び起こしながら楽しく遊ぶというもの。からだのいろいろなところを使いながら親子で楽しんでいただきました。
子どもたちは普段からお父さん、お母さんと手をつないだり、だっこしたりなど、からだが触れ合うコミュニケーションを楽しんでいますが、Noismのからだワークショップでは日常の生活のなかとは異なるからだへの気づきを得ることを目指します。

 

例えば、こんなことを行いました。親子で手のひらをピタッと合わせ、互いの手のひらから得る情報を頼りに、二人で動いていきます。一見簡単そうに見えますが、からだのある特定の部位に神経を集中するということは、日常のなかではなかなか体験しない行為でもあります。慣れてきたら目を閉じるなど、より深く手のひらに集中する方法を探ります。実は、このような皮膚の感覚への集中は、Noismの舞踊家たちが日々のリハーサルの中で、常に意識していることでもあります。参加者の皆様は、知らず知らずのうちにからだの感覚を研ぎ澄まし、楽しんでいました。
 
 
 
講師の山田の投げかけに、「そんなのカンタン!」と張り切って取り組んだり、楽しさのあまり「わーい!」と声を上げたりととても楽しそう。最後に司会の方が「楽しかった人!」と聞くと全員が勢いよく「ハイ!」と手をあげていました。親子のコミュニケーションも深まり、秋の1日心地よい汗を流せたようです。
 
主催いただいた新潟市、こども創造センターのみなさま、ご参加いただいたみなさまに厚く感謝申し上げます。
ありがとうございました!
 
 
photo:Ryu Endo

私たちはNoismの活動を応援しています。