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「Noism2定期公演」初日(12/11)

Noism 12thシーズン一番初めの公演となる「Noism2定期公演」初日の幕が上がりました。
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Noism2定期公演では、これまで専属振付家とゲスト振付家の2作品をダブルビルで上演していましたが、7回目を数える今回はNoism2専属振付家兼リハーサル監督である山田勇気による新旧2作品を上演しました。

 

本番2日前には前売チケットも完売。
今回はどんなものが観られるだろうという期待を込めてご来場いただいたお客様からの熱気を感じる初日でした。

10月のシーズン開始から公演まで日も短く、11月には新潟市内中学校への出前公演もありハードスケジュールでのリハーサルが続きましたが、新メンバー2人も含め、集中してこの日を迎えることができました。

 

終演後のアフタートークは山田と芸術監督の金森が登場。
まずは初演を迎えての2人の感想を交えつつ、お客様からの質問に答えていきました。
毎回Noism2公演では特に、男性のお客様や市内高校ダンス部の学生たちからの質問が目立ちます。
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『Painted Desert』は、2014年3月の定期公演で初演し、山田にとっても初めての再演作品です。
再演に挑むことについて、山田は、「その時のメンバーで、共に様々な過程を共有しながら創っていく振付とは異なり、再演作品では既にそこには一度完成したものがあること、それを単なる”振り”に留めず、いかに自分のものとして踊るかという難しさ」
「初演のメンバーと今のメンバーで、印象が似ていると思っていた舞踊家でも、同じことをやるとかえってその違いが見えてくること」
等、メンバーを一新して臨んだ再演について、その難しさや発見を語っていました。

 

また、『Painted Desert』とは真逆の作風になった今回の新作『SAUDADE』については、作品の題材、衣裳、選曲など、山田がそれを作品の中に選び取っていった経緯について多数質問が寄せられ、山田自身も言葉にすることで改めて確認するように、一つ一つ質問に答えていきました。

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残り2公演、本番を通して作品がどのように変化していくのか、ご期待ください。

私たちはNoismの活動を応援しています。