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REPORTS

Noismからだワークショップ@西総合スポーツセンター

新潟市が進める「踊り文化推進事業」の一環として、小・中学校の教員を対象に行われた今回のワークショップ。
学習指導要領の改訂に伴い小・中学校の授業で「ダンス」が必修になったことを受けて、現場の先生方は指導方法に悪戦苦闘しているそうです。
そんな先生方が学校現場に持ち帰り、子どもたちを指導する際のヒントを得られるようなワークショップを是非お願いしたいということで、新潟市からNoismに要請があり、今年から新たな取り組みとして先生方を対象にNoismの「からだワークショップ」を行うことになりました。
講師は山田勇気(Noism2専属振付家兼リハーサル監督)と真下恵(Noismバレエミストレス)。

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武道のテクニックを取り入れた、2人1組での動き。
相手との距離感や関係性を軸に新しい動きが展開されることを体感。

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4つのポーズを音楽に合わせて展開。
ポーズからポーズへの移行の仕方においても動きが生まれることを発見できたのではないかと思います。

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また、ワークショップ後、参加された先生方と講師の意見交換会を行いました。
先生方が普段授業に取り組む中で悩んでいる点をお聞かせいただき、それに対して講師の山田と真下がプロの舞踊家の視点からお話ししました。

たとえば、ひとつのポーズをする場合でも、首や腰の位置・重心を少し変えるだけでまったく違った印象になります。
遠くに対してポーズするのか、あるいは上に向かってポーズするのか等、どこに対象を置くか具体的にイメージするだけで、そこに生まれる表現はまったく違ったものになるのです。
ただ音楽にあわせて上手に踊るということではなく、自分や相手の身体を感じ、どこに向かって動くのか、そのような視点を持ってみることも良いのでは、という講師の話に、なるほどと頷く先生方も多くいらっしゃいました。

講師を務めた山田と真下の2人も、実際に教育現場で子どもたちと向き合っている先生方の声をリアルに聞くことができ、学ぶことが多くあったようです。
このワークショップは、明後日にも別会場で開催し、来年度以降も続けていく予定です。

私たちはNoismの活動を応援しています。