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REPORTS

Noism1メンバー振付公演(9/5&6)

Noism1『箱入り娘』の新潟凱旋、小学生限定公演から始まった水と土の芸術祭2015パフォーマンス・プログラム。
 
毎週末ごとにサマースクールや各地野外での公演など、盛りだくさんだった夏もとうとう締めくくりとなりました。
 
9/5(土)17:30~『AFTER THE² OTHERS』
演出振付:簡麟懿(Noism1)
出演:吉﨑裕哉、梶田留以(Noism1)、田中須和子、飯田利奈子、山下菜奈(Noism2)
衣裳:山田志麻
会場:ジャウマ・プレンサ『THE HEART OF TREES』@信濃川やすらぎ堤

りゅーとぴあの目と鼻の先、やすらぎ堤の昭和大橋袂に佇み、木を抱えながら信濃川を眺めているジャウマ・プレンサさんの銅像。
ジャウマさんの作品を背景に踊るのではなく、観客が銅像と同じポーズをしながら信濃川を背景にヴィヴァルディの四季<春>と<夏>とともに爽やかで軽快な時間となりました。
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9/6(日)17:30~『シシン村の掟』
演出振付:中川 賢(Noism1)
出演:真下恵(Noismバレエミストレス)、石原悠子、吉﨑裕哉(Noism1)、浅海侑加、西岡ひなの(Noism2)
衣裳:山田志麻
会場:関根哲男『原生−立つ土』@佐潟

そして、ラストを飾った中川賢演出振付の『シシン村の掟』。関根哲男さんの300体に及ぶ「脚」をコミカルかつ少しオドロオドロしい世界感で、そこに「脚」がある理由を意味するような作品となりました。最終日は朝から雨が降り注ぎ、やむ気配のない中にもかかわらず、たくさんの方がご来場くださいました。そして終演後には雨でびっしょり、泥だらけの姿になった出演者たちに暖かい拍手が贈られました。
写真は、登場のシーン。
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今回クリエーションの時間も少なく、複数作品を掛け持ちしながら、自分自身も演出振付を行いながら、そして他の作品に出演したり、慣れない屋外での公演に初めて学ぶことがたくさんあったように思います。
遠く場所、わかりにくい場所、そして足元の悪いなか、会場に入りきらないほどのたくさんの方が駆けつけてくださいました。
 
慌ただしい夏はまだ終わりません。Noism1は今年韓国・ソウルで開催される第22回BeSeTo演劇祭での『箱入り娘』の上演に向けて、休む間もなくリハーサル。数日後には出発します。Noism2は12月に控えた『Painted Desert』再演に向けてリハーサルが開始されました。
まだまだ続きます!!

私たちはNoismの活動を応援しています。