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Noism2春の定期公演2015 最終日

本日の2回の公演が無事に終了し、Noism2春の定期公演2015の幕が閉じました。

20日(金)の初日を迎えるまでは、まだまだ席に余裕のあった日曜日の2公演でしたが、初日の幕が上がった途端、あれよあれよと券売が進み、当日券販売が開始して間もなく完売となりました。

まさに人が人を呼んだのではないかという感じでした。
全4回公演が完売し、17時の回ではキャンセル待ちの列まで出来るほど。
1回目の公演が開演すると、息つく間もなく2回目の公演準備。

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そして迎えた千秋楽。開演前に、金森からメンバーへ「悔いのないように」と声が掛けられていました。

カーテンコールにはメンバーに迎え入れられ山田勇気と島地保武さんも登場し。

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今回、『かさねのいろめ』の音楽を担当してくださった蓮沼執太さんへもスポットライトと共に大きな拍手が贈られました。
実は、新潟での公演は特別に生演奏とオペレーションまでしてくださっていました。

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終演後のアフタートークにはNoism芸術監督 金森穣と、Noism2専属振付家兼リハーサル監督の山田勇気、そして今回山田の作品で舞台美術を担当してくださったKiKiKo.の小出真吾さんが登場し、舞台美術をKiKiKo.さんに依頼したきっかけや、    KiKiKo.としての普段の活動と今回のような舞台美術との違いなどについて話されました。

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前回の水と土の芸術祭2012に参加された際に発表した「汽水域」を山田はみて、「いつか舞台美術をお願いしたい。」と、思っていたそうです。そして、昨年11月に北方文化博物館新潟分館にてKiKiKo.の竹ひごのオブジェとライトアップのなかでNoism2の特別パフォーマンスを行い、そこで具体的に今回の作品で舞台美術の依頼をし、それからはサンプルを作ってはスタジオで山田と共に、どうすれば綺麗な形状が保たれ、絡まることなく、休憩中に転換をすることができるのか、色々と実験を繰り返していたとの事。

裏側では毎回、本番前には髭剃りで毛羽をとって、ヘアアイロンで形を整える、という作業がされていました。
参加者からの質問で「夢は?」というのに対し、「今回舞台美術ということを初めて経験させていただきましたが、今後もそういった事をやらせていただきたいし、提案していきたい。」と小出さんが答えていたのが、なんだか嬉しく感じられました。
Noism2は同プログラムで4/24に長岡リリックホールへと参ります。
スタジオBと違い、400を超える客席の劇場という空間で、『ユルリ島の馬』と『かさねのいろめ』がどのようになるのか、そしてこの春の定期公演を経て、Noism2のメンバーがどのような成長を遂げたのか、引き続きご注目ください!

私たちはNoismの活動を応援しています。