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REPORTS

りゅーとぴあ舞踊アウトリーチ事業
Noism2学校公演

7月7日から16日にかけて、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の舞踊部門のアウトリーチ事業として、新潟市内の小学校5校でNoism2による学校公演を行いました。
 
今回は、黒埼南小学校、日和山小学校、白根小学校、中野山小学校、横越小学校を訪問し、授業の一環としてレクチャー&パフォーマンスを行いました。
 

まず、Noism2リハーサル監督の浅海侑加から、Noismで普段行っているトレーニングや、今回ご覧いただく作品について説明します。
身体を用いてさまざまなことを表現するのが舞踊家。プロフェッショナルな舞踊家としての身体を追求するため、Noismでは「Noismバレエ」、「Noismメソッド」といった独自の方法を用いてトレーニングを行っています。これらのトレーニングついて、Noism2メンバーによるデモンストレーションも交えながらお伝えしました。

 

 

 

Noismではこうした日々のトレーニングを通して、常に多方向の動きを意識し緊張感を保った状態である「張りのある身体」を追求しています。この「張りのある身体」のデモンストレーションとして、Noism初期の代表作『NINA―物質化する生け贄』の基本にもなっている“NINAおこし”を実演。それは、床に仰向けに寝た状態から、首のうしろだけを支えられた状態で、まっすぐな姿勢のまま起き上がり、またそのまま仰向けに倒れるというもの。子どもたちはびっくりして、互いに顔を見合わせ口々に「すごい!」と漏らしています。

 


▲“NINAおこし”

 

そして、浅海からのレクチャーのあとは、実際にパフォーマンス。
今回の企画で上演したのは、今年4月にりゅーとぴあで初演したNoism2定期公演『Complex~旧作と新作の複合による』後半部分からの抜粋。タイトルの通り、この作品のために新たに創作されたパートと、これまでにNoismが上演した過去のレパートリーが組み合わさった作品です。
パフォーマンスが始まると、どこの学校でも児童たちは集中して舞台を食い入るように見入っています。
 


▲中野山小学校

 


▲黒埼南小学校

 


▲白根小学校

 

授業の最後には、子供たちからの質問の時間も。
「どうして舞踊をはじめたのですか?」、「どうしてNoismに入ろうと思ったのですか?」、「一日、何時間くらい練習しているのですか?」等々、いろいろな質問があがりました。
 

 

 

今回は体育館を舞台にしての公演でしたが、いつか実際に劇場でより迫力のある舞台をご覧いただけたらと願っています。
また、作品の創作や劇場の運営には、照明や音響、舞台美術、衣裳など、さまざまな職業のひとびとがかかわっています。浅海からは、「Noismを観に劇場に足を運ぶことで、自分の将来への何かのきっかけになると思う。そういう意味でも、ぜひ劇場に観に来てほしい」とのメッセージも投げかけられました。

 

この度のアウトリーチ事業を経て、一人でも多くNoismや劇場文化に関心を持つひとが増えたのであれば嬉しく思います。各学校の先生方、ご協力誠にありがとうございました。

 
 

私たちはNoismの活動を応援しています。