まもなく開幕するNoism15周年記念公演に向けて、Noism活動支援会員の皆様を対象に、7/6・7の2日間リハーサルを公開しました。
『Mirroring Memoriesーそれは尊き光のごとく』と、新作『FratresⅠ』をそれぞれご覧いただきました。
新潟初上演となる『Mirroring Memories』は、前半と後半を2日間に分けてご覧いただきました。
『Mirroring~』は、Noismがこれまで上演した作品から10のシーンと、芸術監督・金森穣も出演する作品を加えて、新解釈で構成したオムニバス。今回は新たなシーンを加えて、2019年の最新版として上演します。
ラストシーンの『Träume-それは尊き光のごとく』を踊り終えると、涙する方も。
本作は20世紀の偉大な振付家で、金森の師でもあるモーリス・ベジャールへのオマージュであり、金森とNoismが自らの原点を振り返ると同時に、これからの未来に向かって進みゆく姿を想起させる作品です。Noismの公演を何度かご覧になったことのある方にとっては、懐かしいシーンの数々をご覧いただけますので、終演後にはこれまでの作品とはまた違った感想を持っていただけるのではないでしょうか。
そして、初めてNoismをご覧になる方や、最近Noismを見始めた方にとっては、我々の多様な作品のスタイルを堪能いただけますので、Noismの入門編としても大変おすすめの作品です!
*Mirroring Memoriesの上演作品は、公演情報ページからご覧いただけます。
後半は、Noism設立15周年記念作品として上演する新作、『Fratres Ⅰ』(フラトレスワン)をご覧いただきました。
本作はNoism1メンバーと金森の総勢15名が全員で同じ振りを踊る、“群舞”です。
約12分ほどの短い作品ですが、独特の緊張感を放つ本作は、短くもあり、時に永遠に続くような感覚を持ってしまう作品です。リハーサルが終わっても、独特の緊張感がスタジオに漂っていました。
「Fratres(フラトレス)」とはラテン語で「親族、兄弟、同士」を意味する言葉。他者との関わりが希薄になりつつある現代社会で、舞踊団として同士を求め、あえて”集団”で活動を続けるNoismが「21世紀における集団とは何か?」改めてその意味を問いなおすべく創作します。
『Mirroring Memories』でこれまでの15年を振り返りつつ、『FratresⅠ』で“今の”Noismを見る。
15年の歳月を経た今だからこそ上演する2作品にぜひご期待ください!
本公演のPR動画も公開中です!
リハーサル映像と、作品について、Noism15年について金森が語ったインタビューです。
Noism15周年記念公演
『Mirroring Memoriesーそれは尊き光のごとく』
新作『Fratres Ⅰ』
演出振付・出演:金森穣
出演:Noism1
■新潟公演
7.19(金)19:00 、20(土)17:00 、21(日)15:00 ※全3回
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈劇場〉
S席 4,000円、A席 3,000円 /U25 S席 3,200円、A席 2,400円(税込・全席指定)
■東京公演
7.26(金)19:00 、27(土)17:00 、28(日)15:00 ※全3回
めぐろパーシモンホール〈大ホール〉
5,500円/U25 3,500円(税込・全席指定)
▼チケット取扱・公演詳細
https://noism.jp/15th_mirroring_fratres1/